タチウオってどんな魚?
沖縄でタチウオが釣れる時期は?
沖縄のタチウオはどうやって釣るの?
初心者でもタチウオが釣れる方法を知りたい!
今回はそんな方向けに沖縄で釣れるタチウオについて解説していきます!
著者のごんちゃんは
- 沖縄で釣り歴20年以上
- タチウオ釣り歴5年以上
なので私の経験も踏まえて解説していきます。
- 沖縄で釣れるタチウオの種類
- タチウオの釣り方
- タチウオ釣りの仕掛け
- タチウオ釣りでおすすめのルアー4選
- タチウオが釣れる場所
この記事を最後まで読んでいただければ、ルアーでタチウオを釣るための基礎知識を習得できるかと思います!
それでは、紹介していきます。
コンテンツ
沖縄で釣れるタチウオ
沖縄で釣れるタチウオは主に2種生息しており、オキナワオオタチとテンジクタチと呼ばれる種類です。
陸から釣れるタチウオはテンジクタチが多く、オキナワオオタチは深海200m前後の海域に生息しています。
沖縄でタチウオは年中釣れますが、ハイシーズンは11月~2月とされています。
肌寒くなってきたら数が釣れるイメージですね。
タチウオは沖縄では数少ない冬に釣れやすい魚の一種なので、肌寒くなると狙う人が多い人気ターゲットです!
タチウオの引きは、最初は「ドンッ」と竿に重量感が伝わり、その後はわりとすんなり上がってくるイメージ。
他の魚にはない引きなので中毒性があり、とても楽しい釣りです!
味もとても美味しいので釣ってよし食べてよしの魚!
次にそんなタチウオの釣り方を解説していきます。
タチウオの釣り方
タチウオの釣り方はキビナゴなどを使う餌釣りとルアー釣りがありますが、ここではルアーで釣る方法を紹介していきます。
タチウオ釣りの仕掛け
基本的には通常のルアー釣りと同じ仕掛けですが、リーダーの部分にワイヤーを使う場合があります。
なぜなら、タチウオの歯は非常に鋭いのでナイロンやフロロカーボンのリーダーだと簡単にラインが切れてしまいます。
そのため、タチウオの鋭い歯にも負けないワイヤーを使うことがあります。
しかし、ワイヤーにはデメリットもあり、タチウオがワイヤーの違和感に気づいてルアーを食べなくなることがあります。
ではどのような場合にワイヤーを使うのか、次のおすすめルアーの紹介とあわせて著者の考えを説明していきます!
タチウオ釣りにおすすめのルアー
タチウオは基本的にどのルアーでも釣れますが、個人的におすすめなルアーを4つほど紹介していきます。
バイブレーション
バイブレーションは巻くとブルブルと振動するルアーで、その振動に気づいて魚が食いついてくるルアーです。
タダ巻きでも問題ないため、タチウオ釣り初心者の方にもオススメのルアーです。
バイブレーションを使う場合は著者はワイヤーを使いません。
理由としては、タチウオはルアーの下からエサを食いあげてくることがほとんどです。
なので、タダ巻きで一定の速度でバイブレーションを巻いている場合にはタチウオの歯がリーダーに当たることは少ないからです。
しかし、それでもリーダーが切れてしまうことがあるので、対策としてはスナップを2連結することです。
この方法はバス釣りyoutuberの渥美拓馬さんが紹介していた方法で、著者もこの方法を使っていますが、今のところリーダーが切れたことはありません。
※動画見つけられませんでした、、、すみません。
気になる方はぜひ試してみてください!
ちなみに、バイブレーションは100均一にも売っていて、タチウオの釣果実績もあるのでコスパ重視の方は使ってみるといいかと思います。
グラスミノー
グラスミノーとはソフトルアーの一種で、様々なサイズやカラーが販売されている人気のルアーです。
沖縄ではガーラ狙いの釣りにも良く使われます。
グラスミノーはタチウオの反応も良く、著者も長年利用しています。
カラーは透明系以外の色であれば何でもいいですが、夜に発光する夜光タイプがおすすめです。
グラスミノーでタチウオを誘う際のアクションは、リフト&フォールやストップ&ゴーがおすすめ。
リフト&フォールやストップ&ゴーについては以下の記事で解説しています。
ただ、上記のアクションは動きが大きいためタチウオの歯がラインに当たってしまう可能性が高いです。
なのでリーダーはフロロカーボンの5号以上を使うか、ワイヤーを入れることをおすすめします。
明るい時間や食いが悪い時はフロロカーボンリーダー、暗い時間はワイヤーリーダーといったように使い分けるといいでしょう。
また、グラスミノーをジグヘッドに付ける際は、針を下向きにして付けるといいでしょう。
先ほども記述しましたが、タチウオはルアーの下から食いあげてくることが多いので、針を下向きにすることでヒット率が上がります!
ジグ
ジグは鉛などで作られたルアーで、表層から底まで幅広い層を探ることができるルアーです。
ジグにも色々な種類がありますが、夜でも使用可能な夜光タイプを選ぶといいでしょう。
アクションはリフト&フォールがおすすめ。
グラスミノーと同様にジグのアクションだとリーダーが切られてしまうことがあるため、太めのフロロカーボンリーダーかワイヤーリーダーを使いましょう。
また、ジグは飛距離が出やすくルアー本体の沈むスピードも速いため、比較的広くて水深がある漁港などで使うことをおすすめです!
ワインド
ワインドとは、専用のジグヘッドとワームを使ったルアーでタチウオ釣りではポピュラーなルアーです。
ワインドのアクションは、竿を上下に動かしてフォールさせるといった動きを繰り返します。
竿を上下に動かすと、ルアーが左右に動き(ダートといいます)、タチウオを誘うことができます。
基本的に夜行タイプのものが多く、ワームの中にケミホタルを刺して使う方もいます。
著者は明るいうちはワインドを使わず、少し暗くなってから使うことが多いです。
昼間だとタチウオがワインドに警戒してなかなかヒットしないことが多いからです。
また、ワインドのアクションもかなり激しいので著者は大体ワイヤーを入れています。
ワインドの動きはタチウオが好きな動きらしいので、タチウオ釣りには必須のルアーです!
ちなみに、ワインドのワームは100円均一にも売っているので、気になる方は近くの100円均一を覗いてみてはいかがでしょうか。
タチウオ釣りのポイント
タチウオは簡単に釣れてしまうこともありますが、いざ狙ってみるとなかなか釣れない魚です。
そこで、著者がタチウオ釣りで意識しているポイントを3つ紹介します。
①釣れる時間帯
タチウオを狙う際におすすめの時間帯は、夕マズメ〜夜にかけての時間帯です。
タチウオは普段は沖にいて、夕方頃になるとエサを求めて海岸近くに移動してきます。
著者の感覚では、夕方の日がほとんど沈んで空がまだ若干明るいぐらいの時間帯にヒットすることが多いです。
なので、日の入り一時間前後を狙ってみるといいかと思います。
もちろん、朝昼にも釣れることがありますが、夕方前後のほうがヒットする確率が高いです!
②タチウオが泳いでいる層を意識する
タチウオは時間帯やその日の状況によって、泳いでいる層(レンジ)が変わってきます。
例えば、明るいうちは中層より下の方で泳いでいたタチウオが、夜になると表層付近で泳いでいるといった感じです。
タチウオが泳いでいるレンジを意識することで、釣果が変わってくると思います。
著者はまず底までルアーを沈めて中層以下から探ることが多いです。
中層以下で反応がなければ、ルアーを沈めて回収する速度を早めて中層より上を狙ってみるなど試しています。
タチウオがいるレンジを意識して釣果アップを目指しましょう!
③広範囲にルアーを投げる
タチウオは警戒心が強く、一度ルアーだと認識するとパタリと当たりがなくなってしまいます。
なので、タチウオを狙う際は一箇所にルアーを投げるのではなく、移動しながら広範囲にルアーを投げましょう。
当たりも無く、投げる場所も無くなったら30分以上その場を休ませるのも一つの手です。
また、ルアーを変えてみると当たりがでることもあるので色々試してみてください!
タチウオが釣れる場所
先程も記載しましたが、タチウオは普段は沖にいて夕方頃になるとエサを求めて海岸近くに群れで移動してきます。
ではどんな場所で釣れるのでしょうか。ここからはタチウオが釣れる場所を紹介していきます。
漁港
漁港はタチウオが集まりやすいポイント。
漁港に小魚(ベイト)が集まっていればタチウオがいる可能性大です!
通常の漁港であれば干潮時でも水深があるため、タチウオを狙うことができます。
タチウオが釣れる漁港は以下の記事で紹介しています。
河川
沖縄では河川もタチウオが釣れるポイントの一つ。
河川はエサが豊富でそれを求めてタチウオが上ってきます。
河川は潮の満ち引きに水深が左右されるので、干潮〜満潮にかけての上げ潮の時間帯に狙うといいでしょう。
まとめ
今回は沖縄でタチウオをルアーで狙う方法を解説しました。
【仕掛け】
- リーダーはフロロカーボン5号以上かワイヤーリーダーを使う
- ワイヤーリーダーはタチウオの歯に切られないというメリットはあるが、食いが悪くなるので状況を見ながら使う。
【おすすめのルアー】
- バイブレーション
- グラスミノー
- ジグ
- ワインド
【釣るときのポイント】
- 夕マズメの日の入り一時間前後を狙う
- タチウオが泳いでいる層を意識してルアーを投げる
- 一箇所にルアーを投げ続けるのではなく、広範囲にルアーを投げる
【タチウオが釣れる場所】
- 漁港
- 河川
タチウオ釣りは
- ゲーム性があり
- 引きも楽しい
- 味も美味しい
ので、是非皆さんにもおすすめしたい釣りです!
寒い冬にも狙える数少ないターゲットのタチウオを狙ってみてはいかがでしょうか。
本ブログでは、以下のような初心者向けの記事も公開しているので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。