沖縄でルアー釣りを始めてみたいけど
- どんな仕掛けがいいのか分からない
- どんな魚が釣れるの?
- ルアー釣りで釣れるポイントは?
など、悩む釣り初心者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、初心者向けにルアー釣りの始め方を解説していきます。
この記事を読めば以下の事がわかります。
ルアー釣りの仕掛け
おすすめの竿、リール、ルアー
ルアー釣りで釣れる沖縄の魚
ルアー釣りのおすすめポイント
著者のごんちゃんは
- 沖縄生まれ沖縄育ち
- ルアー歴10年以上
なので、私の経験も踏まえながら紹介していきたいと思います。
この記事を読めば初心者の方でもすぐにルアー釣りが始められると思いますので、気になった方は読んでいただけると嬉しいです!
それではいってみましょう!
コンテンツ
ルアー釣りとは?
ルアー釣りとは、疑似餌と呼ばれる魚やエビなどに似せた仕掛けを投げて巻き、本物の餌と間違えて食いついてきた魚を釣る方法です。
餌を使わないので、臭いが気になることはありませんし、道具さえ揃えれば気軽に出来る釣りなので、初心者におすすめの釣りです!
ルアー釣りの仕掛け
ルアー釣りの仕掛けは以下のようになっています。
道糸(リールに巻く糸)はPEラインやナイロンラインを使い、リーダーと呼ばれるフロロカーボンラインまたはナイロンラインを道糸に直結し、ルアー用のスナップサルカンをリーダーの先に結んでルアーを固定します。
道糸とリーダーの直結方法は沖縄でルアー釣りを専門にしているFishing Gang梓さんのyoutubeで詳しく解説されているので、参考にしてみてください!
初心者の方にはやや扱いづらいかもしれませんが、道糸はPEライン、リーダーはフロロカーボンをおすすめします!
PEラインの特徴やリーダーの役割などについては、以下の記事で解説しているので参考にしていただければと思います!
ルアー竿
ルアー竿は真ん中から二つに分解できる2ピースロッドと呼ばれるタイプが多く、ワンタッチで組み立てができるのが特徴です。
ルアー竿の価格はピンキリで、¥1,000~¥100,000と幅広い価格帯となっています。
初心者の方は¥5,000~¥15,000の竿を選べば間違いないと思います。
どうしても価格を抑えたいという方は、百円ショップにもルアー竿が¥1000前後で売られているので、お試しで購入して使ってみるという選択肢もアリだと思います!
また、ルアー竿には長さ・硬さがあり、長さはft(フィート)70や86など、硬さはURやLLなどで表記されています。
初心者におすすめの竿は、長さ7~8ft、硬さはML(ミディアムライト)!
ルアーの飛距離も出やすく、急な大物にも対応できるメリットがあります。
それから、ルアー竿は投げられるルアーの重さや使用可能な道糸の太さなどが決まっており、竿に記載されていることが多いです。
この数字を無視して重いルアーや太い糸を使ってしまうと竿の破損やライントラブルに繋がるので、記載されている数字は必ず守るようにしましょう!
リール
リールも価格帯は幅広く¥2,000~¥80,000となっています。
リールの性能はルアー釣りに大きな影響があるため、金額的に余裕がある方は¥5,000~¥20,000のやや高めのリールを購入することをおすすめします。
あまりにも安いリールだとルアーの飛距離がでなかったり、ライントラブルが多くなったりとストレスが溜まる釣りになってしまうので、リール選びは重要です!
メーカーはSHIMANOかDaiwaを選べば間違いないです。
また、リールには番手(大きさ)があり、初心者におすすめの番手は2000~3000番のリールです。PEライン0.6~1号、もしくはナイロンライン2~3号を100メートル以上巻けるものを選びましょう!
ルアー
ルアーはハードルアー・ソフトルアーと大きく2種類に分けることができます。
初心者におすすめのルアーはソフトルアーです!
ソフトルアーは柔らかいビニールのような素材で出来ており、エビやミミズのような形をしているものが多いです。
ハードルアーよりも魚の反応がよく、価格も比較的安価なので初心者の方におすすめです!
また、ソフトルアーは針が付いていないタイプがほとんどなので、ジグヘッドというソフトルアー用の針と併用して使います。
ソフトルアーのサイズとジグヘッドの針のサイズが合っていないと魚の反応が悪くなったり、ソフトルアーに食いついても外れることが多くなるので、ソフトルアーとジグヘッドを購入する際は釣具屋の店員さんに聞いてみましょう!
著者おすすめのソフトルアーはグラスミノーとチヌ職人です!
グラスミノーは小魚のシルエットをしており、ただ巻きでOKなので初心者にも扱いやすいルアーです。
チヌ職人は河川や砂浜など浅い釣場で使う場面が多く、海底を引きずるイメージでゆっくりと糸を巻いていきます。
初心者の方はまず釣果を出して挫折しないことが大切なので、釣れやすいソフトルアーを使って魚を釣るという経験を積んでいきましょう!
道具のメンテナンス
釣具のメンテナンスは非常に重要で、メンテナンスをしないと道具の寿命がかなり短くなってしまいます。
メンテナンスはオイルを使うなど色々ありますが、初心者の方は水洗いするだけで十分です!
竿はシャワーを使って水かぬるま湯で海水が付きやすい竿先を中心に10秒〜20秒程度洗い流しましょう。
リールも同様にシャワーを使って必ず水で道糸の部分や糸が出る箇所(ラインローラー)を中心に洗い流しましょう。
注意点は竿と同じようにぬるま湯で洗ってしまうと、中のオイルが温められて流れ出てくることがあるので、必ず水で洗い流しましょう。
また、ドラグ(以下画像)はきつく締めて洗い、洗い終わったらドラグを緩めるようにしましょう。
ルアーは洗面台やバケツに水かぬるま湯を張り、10分ほど浮かべて放置したあとにキッチンペーパーなどで水分を拭きとりましょう。
どの道具にも共通していますが、洗い終わったあとはしっかりと水気を拭き取って、出来るだけ風通しが良い場所で乾かしましょう!
このメンテナンスをするだけで、道具の寿命を何年も伸ばすことができます!
著者の使っているルアー竿やリールもこのメンテナンスのおかげで壊れることなく4、5年以上使うことが出来ています。
面倒くさいかもしれませんが、初心者の方でも簡単にできるので実践してみてくださいね!
ルアー釣りで釣れる魚
ガーラ(ロウニンアジ、オニヒラアジなど)
ガーラはルアー釣りでよく釣れる魚で、漁港や河川などでよく見られます。
特にロウニンアジは体長は150センチを超えることもあり、引きも強烈でルアー釣りの人気のターゲットNo.1といっても過言ではありません!
また、体長30センチ以内のガーラはメッキと呼ばれ、初心者でも比較的簡単に釣ることができます。
メッキについては以下の記事で詳しく解説しています。
サイズが小さくてもかなり引きが強いので、ガーラを釣るとルアー釣りにハマること間違いなしです!
オニカマス
オニカマスは歯が鋭く、主に小魚などを捕食しているのでルアー釣りでよく釣れます。
オニカマスは海外でバラクーダとも呼ばれ体長150センチまで成長する大型魚です。
沖縄の岸から釣れるオニカマスは30〜70センチぐらいのサイズが多いです。
かなりアグレッシブな魚で色々なルアーに食いついてくるので、初心者の方でも釣りやすいターゲットになっています!
しかし、冒頭でもお伝えしたように歯が鋭いので、釣れてルアーを外す際には直接手で外さずペンチなどを使って針を外しましょう。
ミーバイ(チャイロマルハタ、カンモンハタなど)
ミーバイは堤防や岩の隙間に隠れていることが多く、ルアー釣りをしているとよく釣れる魚です。
ミーバイは種類によって50キロを超えることもあり、アーラミーバイと呼ばれます。
また、ミーバイは味が良く高級魚としても知られています。
沖縄の岸から釣れるミーバイは体長15〜70センチぐらいの個体が多いです。
基本的に動くものには何でも反応するので、堤防の際や岩の周りを狙ってルアーを通してみましょう!
エソ(外道)
エソは全国に分布しており、ルアー釣りの外道と言われています。
その理由は、体が小さく引きが弱いにも関わらず、動くものは何でも捕食しようとし、時には自分よりも大きいルアーに食いつくことがあるため簡単に釣れてしまうからです。
また、小骨が多く食べることも難しいので外道として扱われています。
しかし、これまで紹介してきた魚の中で一番簡単に釣れるので、ルアー釣りを始めたばかりの初心者にとっては強い味方です。
著者も初めてルアーで釣れた魚はエソで嬉しかったことを覚えています(笑)。
時々30センチを超える大エソも釣れるので、ルアー釣りのいい練習になります!
ルアーで釣れるポイント
漁港
漁港は餌となる小魚やエビが集まりやすく、餌を追いかけて大きな魚も入ってくるのでルアー釣りに最適なポイントです。
漁港で小魚の群れを見つけたら、小魚の大きさを確認し、小魚の大きさと同じサイズのルアーを投げてみましょう。
釣場に居る餌とルアーのサイズを合わせることで釣果アップに繋がります!
詳しい漁港のポイントなどは以下の記事で紹介しているので、時間がある方は覗いてみてくださいね!
河川
沖縄には大きな川はないですが、汽水域という海水と淡水が混じり合う河川がいくつかあります。
河川は栄養が豊富で、餌となる小魚やカニなどが多いため、それらを求めて大きな魚が入ってきます。
時にはサメやGT(ロウニンアジ)も入ってくることがあり、色々な魚を釣ることができるのが河川の魅力です。
河川で釣りをする場合は、上げ潮(干潮から満潮になる時間帯)がおすすめ!
餌を求めて海から魚が入ってくるので、潮見表を確認しましょう。
豊見城市にある国場川
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はルアー釣りを始めてみたい初心者の方向けにルアー釣りの始め方などを紹介しました。
ルアー釣りは手軽に始めることができ、大きな魚も釣れることがあるので魅力的な釣りとなっています。
この記事を参考にルアー釣りを始めてみる方が一人でもいればとても嬉しいです!
以下の記事でルアー釣りに必須のルアー竿やルアーバッグを紹介しているので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。