沖縄で釣りを始めてみたけど
- どんな魚が釣れるのか
- 釣れたけど何の魚か分からない
- どうやって食べればいいか分からない
など、悩んでしまう方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、沖縄の漁港でよく釣れる魚5選を
- 沖縄生まれ沖縄育ち
- 釣り歴20年
- 沖縄で年間100匹以上魚を釣っている
私ごんちゃんが紹介します!
この記事を読むと
- 沖縄の漁港でよく釣れる魚
- 釣れやすい仕掛け
- おすすめの調理法
などを知ることができます。
沖縄の魚はカラフルな魚だけではありませんよ〜!それでは紹介していきます!
コンテンツ
沖縄の漁港でよく釣れる魚①
ヤマトビー(ニセクロホシフエダイ)
ヤマトビーは沖縄の堤防や河川など、どこでも釣れる魚です。黄色い魚体に黒いアザのような点が付いてるのが特徴です。
体長は最大で40センチ程になりますが、漁港で釣れるヤマトビーは15〜25センチのサイズが多いです。食欲旺盛な魚なので色々な釣りで狙うことができます!
ヤマトビーの釣り方
ヤマトビーは基本的にどんな釣り方でも釣れます。
ウキ釣りでオキアミを餌にしている時や、ちょい投げ釣りでサンマなど魚の切り身を使って釣りをしている時に釣れることが多いです。
先程説明したように食欲旺盛な魚なので、自身と同じサイズのルアーに食いついてくることもあります。そのため、釣り人からは外道扱いされることが多い魚です。
ヤマトビーの食べ方
釣り人からは外道扱いされるヤマトビーですが、味は美味しいです。
身は淡白な白身なので、バター焼きやムニエルで調理することがおすすめです。
大きいサイズは刺し身で食べることもできます。
簡単に釣れる魚なので釣れた際は持ち帰って食べてみてはいかがでしょうか!
沖縄の漁港でよく釣れる魚②
エーグヮー(アイゴ)
エーグヮーは沖縄の漁港などでよく釣れる魚です。
群れで行動していて、漁港の壁際で群れを作って壁に付いている藻をつついている様子をよく目にします。
体長は最大30センチほどで15〜25センチのサイズがアベレージサイズです。
エーグヮーの釣り方
エーグヮーはウキ釣りやサビキ釣りで釣れることが多いです。
群れで行動しているので、一匹釣れると入れ食い状態で釣れることもあります。
アイゴ類は引きが強いので、針にかかるととても面白いです!
ただ、注意点がありアイゴ類は背びれや腹ビレに毒をもっています。
刺されると赤く腫れ、痛みが長時間続きます。
著者も刺されたことがありますが、ズキンズキンという痛みが長時間続き最悪でした。。
アイゴが釣れた際には絶対に手で触らないようにし、魚を掴む道具を使って針を外しましょう!
エーグヮーの食べ方
エーグヮーの美味しい食べ方はマース煮(塩煮)です。
マース煮とは、フライパンなどに少量の水を入れ、塩や酒をいれて魚を煮る調理法で、シンプルですがとても美味しくエーグヮーを頂くことができます!
ただ、エーグヮーは海藻を好んで食べるため、個体によっては少し臭いがする事もあります。
また、内蔵を取らずに長時間放置するとかなり臭いが出るので、食べる際には釣り場で内蔵を処理して持ち帰ることがおすすめです。
沖縄の漁港でよく釣れる魚③
ガーラ(ロウニンアジ、オニヒラアジなど)
沖縄ではロウニンアジやオニヒラアジといったアジ類を総称してガーラと呼びます。
ガーラの中でもロウニンアジはGT(ジャイアントトレバリー)と呼ばれ、体長150センチ、重さ40キロオーバーになることもあり、GTを求めて県外からも釣り人が訪れるぐらいです。
漁港や河川でよく釣れるガーラは体長15〜60センチで、年中狙うことができます!
ガーラの釣り方
ガーラはルアー釣りで狙うことができます。
ガーラは引きが強いのでエキサイティングな釣りを楽しむことができます。
著者のおすすめのルアーはスプーンです。
スプーンは初心者でも簡単に扱うことができ、タダ巻きでもガーラを釣ることができます。
沖縄の釣具屋には色々な種類のスプーンが売っていて、中でもおすすめは梓スプーンや蛙スプーン!重さは5g〜14gぐらいがおすすめです。
漁港などにいるベイト(大きな魚に捕食される小魚)のサイズに合わせて使い分けてみましょう!
スプーンについては以下の記事で紹介しています。
ガーラの食べ方
ガーラの美味しい食べ方は刺し身です。
プリプリとした身の食感を味わいたい方は釣ったその日に、ネットリとしていて魚の旨味を味わいたい方は冷蔵庫で2〜3日寝かせて食べるといいでしょう!
個人的には後者の食べ方がおすすめです。その他にも先程紹介したマース煮やバター焼きで食べても美味しいです!
沖縄の漁港でよく釣れる魚④
イスズミ
イスズミは沖縄全域の漁港でよく釣れる魚です。
ちなみに方言名はシチューですが、沖縄の人も大体イスズミと呼びます。
体長は最大50センチ程で、漁港で釣れるのは15〜30センチぐらいがアベレージサイズです。本当にどこの漁港にもいます(笑)
イスズミの釣り方
イスズミはエサ釣りであれば基本的どんな仕掛けでも釣れます。
特にウキ釣り・フカセ釣りをしている時に釣れることが多く、引きはとても強くて面白いです。
その引きの強さからフカセ対象魚として人気のターゲットになっています。
フカセ釣りについては以下の記事で紹介しています。
しかし、イスズミは釣り上げられた時に糞をすることが多いので、ババ(関西の方言で糞)と呼ばれることもあります。
釣り上げた際は手や服に付いてしまわないように注意しましょう。めちゃくちゃ臭いです!
イスズミの食べ方
イスズミは基本的に美味しくはない魚と言われています。
個体によっては内臓の臭いが強く、その臭いが身についてしまっている場合があるからです。
しかし、あまり臭いのしない個体も居るので当たり外れがあります。著者も食べたことはありますが、少し臭いがありました。。。
それでもイスズミを食べてみたいという方は、煮付けなどの臭いを消す調理法をおすすめします。
また、食べる場合は釣れたその日に内蔵を処理してしまうことが大事です。
よく釣れる魚なので気になる方は一度食べてみてはいかがでしょうか!
沖縄の漁港でよく釣れる魚⑤
ミーバイ(チャイロマルハタ、ヤイトハタなど)
ミーバイとは、チャイロマルハタやヤイトハタなどのハタ系を総称した方言名です。
ミーバイは堤防の際や、石の隙間を住処にしていてどこの漁港でも良く見られます。
ミーバイは種類によって体長150センチ、重さ50キロ以上になることがあり、アーラミーバイと呼ばれます。
漁港で釣れるサイズは15〜60センチ程度です。
ミーバイの釣り方
ミーバイは打ち込み釣り(ブッコミ釣り)やルアー釣りで狙うことができます。
打ち込み釣りで狙う場合は、イカや魚の切り身を使うといいでしょう。
針に掛かると岩場に逃げて岩から出てこなくなる場合が多いので、強めのタックル(仕掛け)で強引に巻き上げましょう。
漁港でも50センチオーバーのサイズが釣れることがあるので狙ってみてはいかがでしょうか!
ミーバイの食べ方
ミーバイはハタ系ということもあり非常に美味です。
刺し身、煮付け、味噌汁どんな調理をしても美味しく食べることができます。
個人的におすすめは煮付けで、身がほろほろと柔らかく、皮もぷるぷるでとても美味しいですよ!
間違いなく沖縄の美味しい魚トップ5には入るので、高級魚ミーバイを釣って食べてみましょう♪
まとめ
今回は沖縄の漁港でよく釣れる魚を紹介しました。
沖縄でよく釣れる魚はカラフルな魚を想像するかもしれませんが、意外と地味な魚も多いです。(笑)
この記事を読んで沖縄の漁港で釣れる魚が分かったら、早速近くの漁港で釣りをしてみてはいかがでしょうか!参考にしていただければ幸いです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!