- 沖縄の魚はなぜカラフルなの?
- 沖縄で釣れるカラフルな魚が知りたい!
- カラフルな魚は美味しいの?
今回はそんな方向けに、沖縄で釣れるカラフルな魚を紹介していきます!
この記事を読めば以下のことがわかります。
- 沖縄の魚がカラフルな理由
- 沖縄で釣れるカラフルな魚
- カラフルな魚の釣り方
- カラフルな魚は美味しいのか
著者のごんちゃんは
- 沖縄生まれ沖縄育ち
- 釣り歴20年以上
- 沖縄で年間100匹以上魚を釣っている
ので、私の経験も踏まえて紹介していきます。
また、今回はできるだけ私が実際に釣ったカラフルな魚を紹介します。
それでは紹介していきます!
コンテンツ
そもそも沖縄の魚はなぜカラフルなのか?
カラフルな理由については諸説あるようで
- 仲間を認識できるようにするため
- 沖縄の強い日差しを吸収しないようにするため
- 自分は美味しくない、毒をもっていると天敵に勘違いさせるため
- 鮮やかなサンゴに同化するため
などらしいです。
答えはお魚さんに聞いてみないとわかりませんね〜^^;
ここからは沖縄で代表的なカラフルな魚を紹介していきます!
ブダイ系
沖縄のカラフルな魚といえば真っ青な魚を想像する方も多いかと思いますが、おそらくそれはブダイ系の魚です。
ブダイ系の魚は本州の方にも生息していますが、沖縄のブダイはカラフルな種類が多いです。
沖縄では主にイラブチャーと呼ばれ、普通に市場などで売られている馴染み深い魚!
イラブチャーの釣り方については以下の記事で解説しています。
色は青やピンク、黄色といったように種類によって様々です。
それでは沖縄のブダイ類をいくつか紹介していきます。
ナンヨウブダイ
ナンヨウブダイは、真っ青な色をしたブダイで沖縄ではゲンナーイラブチャーと呼ばれています。
毒魚と言われているアオブダイと間違われることが多いですが、ナンヨウブダイに毒はなく普通に市場で売られています。
おでこがやや出っ張っているのが特徴です。
サビキ釣りやフカセ釣りで釣れますが、一文字や磯などで釣れることが多いです。
ヒブダイ
ヒブダイは沖縄ではアーガイと呼ばれ、オスは青色、メスは黄色っぽい色です。
オスは体が大きく、最大80センチまで成長するとされています!
フカセ釣りやサビキ釣りで釣ることができ、メスのほうが個体数が多いのでよく釣れます。
ブダイ系の魚は美味しいの?
ブダイ系の魚は美味しいです!
沖縄では市場で高値で取引されています。
中でも、先程紹介したナンヨウブダイやヒブダイは特に味がいいとされています!
刺し身で食べる場合は、皮を湯引きし醤油や酢味噌で食べます。
淡白ですが、コリコリしていて美味しいです。
火を通す場合には、バター焼きや天ぷらなどにする方が多いかと思います。
個人的には、味が淡白なので中華系のやユーリンチー風や南蛮漬けにして食べるのが好きです!
身がフワフワしていてとても美味しいですよ〜(^^)
食べたことがない方はぜひ食べてみてください!
ベラ系
ベラ系の魚は本州でもよく見られますが、沖縄のベラは派手な色が多く、種類も多いです。
本州の方ではベラは外道扱いされているようですが、沖縄では市場に並んでいることも珍しくありません。
最大30〜40センチほどの種類が多いですが、中には150センチまで成長する種類も生息しています。
ここからは沖縄で釣れるベラをいくつか紹介していきます!
ヤマブキベラ
ヤマブキベラは沖縄ではクサバーと呼ばれ、サンゴ礁やキレイな海に生息しています。
オレンジ、青、黄色、緑など何色か色が入っておりとてもカラフルな魚です!
フカセ釣りやサビキ釣りでよく釣れます。
シロクラベラ
シロクラベラは沖縄でマクブと呼ばれ、沖縄三大高級魚のひとつです。
体長は最大で80センチほどになり、ベラ科の中でも大きい種類になります。
三大高級魚ということもあり、市場で高値で取引されています。
漁港やサンゴ礁などに生息しており、釣り人からも人気なターゲットです!
フカセ釣りなどでも釣れますが、引きが強いので主に打ち込み釣りで狙う人が多いです。
ただし、漁獲制限があり、35センチ以下のマクブは捕獲してはいけないという決まりがあるので注意しましょう。
ミツバモチノウオ
ミツバモチノウオは沖縄でヒロサーと呼ばれています。
こちらもサンゴ礁や岩礁などに生息しているベラ科の魚です。
ヒロサーもピンクや緑なども模様があり、本州の方の魚と比較するとカラフルではないでしょうか。
フカセ釣りやサビキ釣りで釣れます。
ベラ系の魚は美味しいの?
ベラ系の魚は、味は普通〜種類によっては美味しいといったところでしょうか。
ブダイ系の魚と一緒で淡白な白身であっさりしています。
ただ、先程説明した通り、シロクラベラ(マクブは)高級魚でとても美味しいベラです!
淡白ではありますが、魚の味がしっかりとしているので、様々な調理法でいただくことができます。
刺し身はもちろん、バター焼きや唐揚げなどがおすすめです。
また、高級中華料理にも使われることがあるそうなので、中華系の味付けもおすすめ!
価格は高いですが、スーパーや市場に売っているので、見かけた方は食べてみてはいかがでしょうか!
カワハギ系
カワハギ系も沖縄でよくみられるカラフルな魚の一種です。
沖縄県外のカワハギといえば、灰色っぽい地味な色をしたイメージだと思いますが、沖縄のカワハギは派手なヤツが多いです。
また、カワハギ系の魚は気性が荒く、ダイバーに噛みついたりすることでも有名。
もし泳いでいるときに見つけたらあまり近寄らないほうがいいかもしれないですね。
ここからは沖縄で釣れるカワハギの一部を紹介していきます!
ムラサメモンガラ
ムラサメモンガラは沖縄で良く見かけるカワハギの一種になります。
体には青やオレンジなどのラインが入っており、鮮やかなカワハギです。
餌釣りやルアー釣りなど、どんな釣り方でもだいたい釣れる魚で、キレイな透き通った海に多いイメージですね。
釣りでは基本的に外道として扱われています。
クロモンガラ
クロモンガラは全体的には黒色ですが、尻尾のあたりはピンク色になっていて可愛い色のカワハギです。
釣りでもあまりみかけることはなく、釣れたら少しレアかも。
フカセ釣りやサビキ釣りで釣ることができます。
クラカケモンガラ
クラカケモンガラは青や赤など様々な色が入ったカラフルなカワハギです。
フカセ釣りやサビキ釣りで陸から釣れますが、そんなに個体数は多くありません。
観賞魚としても人気があるようです!
カワハギ系の魚は美味しいの?
カワハギ系は割と美味しいと言われています。
カワハギは泳ぐための筋肉が発達しているので、火を通したりすると鶏肉のような食感になります。
ただ、沖縄県外のカワハギと違って、皮がかなり固くはぎにくいので、釣れても持ち帰る人はわずかです。
魚捌きの腕に自信がある方は、捌いて食べてみてもいいかもしれませんね!
刺し身や唐揚げ、煮付けなど色々な料理で楽しむことができます。
※写真ありませんm(_ _)m
おまけ
最後に、著者の写真フォルダに残っていたカラフルな魚たちを紹介していきます!
ヒメアイゴ
アイゴ科の魚で、アイゴ界ではトップクラスにキレイではないでしょうか。
背びれや尾びれの毒に注意です!
トゲチョウチョウウオ
チョウチョウウオ科の魚で、沖縄では漁港などどこでも見られる魚。
見た目通り観賞魚としても人気の魚です!
口が小さいので釣人からは餌取りの外道として認識されています。
ニセクロホシフエダイ
フエダイ科の魚で沖縄ではどこにでも居る魚です。
食欲旺盛なので簡単に釣れます!
黄色い体に蒙古斑のようなアザが特徴的な魚です。
ハタタテダイ
こちらもチョウチョウウオ科の魚で、沖縄ではよく見かける魚です。
ファインディング・ニ◯に出てきそうですね。(出ているのは違う種ですが)
観賞魚として人気がありますが、この魚も口が小さいので釣人から外道扱いされる魚です。
オヤビッチャ、ロクセンスズメダイ
スズメダイ科の魚で、沖縄の海を覗いてみるとどこにでもいる魚です。
オヤビッチャとロクセンスズメダイはとても似ていて、釣人からはどっちもオヤビッチャと呼ばれています。
味は意外に美味しいそう。
モンツキハギ
ニザダイ科の魚で、目の近くにオレンジ色のペンキのようなラインが入っているのが特徴。
幼魚は真っ黄色で、成魚より観賞魚として人気だとか!※写真ないので検索してくださいm(_ _)m
見た目とは裏腹に意外と美味しいです。
まとめ
今回は沖縄で釣れるカラフルな魚をいくつか紹介しました。
ここでは紹介していない種類もまだまだいるので、皆さんも実際に釣りに行ってみてはいかがでしょうか!
この記事を執筆中に、youtuber集団の「ハイサイ探偵団」さんが沖縄でカラフルフィッシュを釣る動画を上げていました!(タイミング、、、笑)
面白い企画だったのでぜひ見てみてはいかがでしょうか!
当ブログでは以下のような記事も投稿しているので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。