ミジュンってどんな魚?
ミジュンが釣れない。。
ミジュンって美味しいの?
今回はそんな方向けに沖縄で釣れるミジュンについて解説していきます!
この記事を読めば以下のことがわかります。
- 沖縄で釣れるミジュンと似ている魚について
- ミジュン釣りおすすめの仕掛け
- ミジュンを釣るコツ
- ミジュンおすすめの食べ方
著者のごんちゃんは
- 沖縄生まれ沖縄育ち
- 沖縄で釣り歴20年以上
- 沖縄で年間100匹以上魚を釣っている
ので、私の経験も踏まえて紹介していきます。
この記事を読めばすぐにミジュン釣りを始められるかと思います!
それでは紹介していきます。
コンテンツ
ミジュンとは
ミジュンとは、イワシと仲間の小魚で沖縄では普通に見かける魚です。
一年中釣ることができますが、旬は産卵が終わる時期の8月〜3月と言われています。
ミジュンは何千もの群れを作って回遊する魚で、時に漁港などがミジュンで真っ黒に染まることもあります。
そのため、ミジュンの群れを見つけることができたら釣るのは比較的簡単で、初心者や家族づれの方でも狙いやすいターゲットです!
また、味もとても美味しいので、時期になるとミジュンを専門に狙う人も少なくありません。
ミジュンと似た魚でハララー(オキナワトウゴロウ)という魚も混じっていることがあります。
しかし、ミジュンと違って鱗が硬く、処理がしづらいです。味はミジュンに劣りますがそこそこ美味しいです。
見分け方は、鱗の硬さや目の大きさ、背鰭の数などで見分けることができます。(写真だとわかりづらいかもしれません)
ここからは、ミジュンの釣り方や食べ方などを紹介していきます。
ミジュンの釣り方
ミジュンは小さな魚なので、細い糸や小さい針を使って釣ります。
竿は万能竿やルアー竿、リールは2000〜3000番ぐらいのものを使うと良いでしょう!
ミジュン釣りにおすすめな仕掛けを3選紹介していきます。
サビキ仕掛け
ミジュン釣りで定番の仕掛けはサビキ仕掛けです。
サビキ仕掛けとは、仕掛けのカゴに極小のエビを入れ、その下に擬似針と呼ばれるエビに似せた針をセットして魚を誘う仕掛けです。
ミジュンが擬似針を餌と間違えて食べることで針にかかります。
仕掛けも比較的簡単なので、初心者の方にもおすすめな釣り方です。
サビキ仕掛けについては以下の記事で詳しく解説しています。
ジグサビキ仕掛け
ジグサビキとは、近年流行っている仕掛けで、先ほど説明したサビキの擬似針にジグ(ルアー)をセットして魚を釣る仕掛けです。
餌は必要ありません!
擬似針にミジュンが食い付くこともあれば、ミジュンの体に針が引っかかって釣れることもあります。
ジグサビキの使い方は
- 仕掛けをミジュンの群れのやや奥に投げ入れる
- 仕掛けを底まで一旦沈める
- ミジュンが居る層まで糸を巻きながら竿を上下に2〜3回動かす(しゃくる)
- また沈める。以降繰り返し
といった感じです。
初心者の方はやや難しいかもしれませんが、餌も必要ないのでおすすめの釣り方です。
100均のダイソーにも売っていたので、探してみてはいかがでしょうか!
銅付き仕掛け
胴付き仕掛けは専用の針と重りのみのシンプルな仕掛けです。
こちらも餌は必要ありません!
先ほど紹介したジグサビキと違い、胴付き仕掛けはミジュンの体に針を引っ掛けるだけの釣り方です。
針を食ってくることはありません。(たまたま口に引っ掛かることはありますが、、)
釣り方は先ほど紹介したジグサビキと同様です。
針は4号前後、ハリスは2号以下、重りはナス型重り3〜6号ぐらいがおすすめ。
ミジュンの体に針を掛けないといけないので、強めに竿をしゃくりましょう!
胴付き仕掛けについても以下の記事で解説しています。
ミジュン釣りに必要な道具
ミジュン釣りに必要な道具は以下になります。
- 水汲みバケツ
- 魚掴みバサミ
- ハサミまたはカミソリ
- クーラーボックス
水汲みバケツ
水汲みバケツは手を洗うときやミジュンを活かす時に使う道具です。
値段はピンキリですが、1000円前後の物で十分でしょう。
魚掴みバサミ
魚掴みバサミは釣れたミジュンを掴むために必要です。
手が汚れないので持っておくと良いでしょう。
ハサミまたはカミソリ
ハサミまたはカミソリは仕掛けを切ったり、ミジュンを捌いたりする際に使います。
捌く際はハサミの方が簡単にミジュンを捌くことができるのでおすすめです。
クーラーボックス
最後にクーラーボックスです。
ミジュンは傷みやすい魚なので、活かさない場合は氷漬けにして冷やしましょう。
発泡スチロールタイプのクーラーボックスでも問題ありません。
ミジュンを釣るコツ
①ミジュンが溜まっている層を把握する
ミジュンは場所や時間帯によって、溜まっている層が変わります。(上層〜下層)
ミジュンがどこの層にいるのか観察し、その層を狙って仕掛けを入れることで釣果が変わってきます。
ミジュンが釣れた層はどこなのか、常に意識するようにしましょう!
②ミジュンを引っ掛ける釣りでは常に針を確認
ミジュンを引っ掛ける釣りでは、針に鱗が付いてきます。
この鱗を取らないと、次に仕掛けを投げてもミジュンが掛からなくなります。
なので、毎回確認して鱗が付いていれば取り除きましょう。
ミジュンが釣れる場所
①砂浜
ミジュンは砂浜に群れで溜まることがあります。
明確にこの砂浜に溜まるなどはないので、その時の釣り情報や実際現地を確認してポイントを探しましょう。
②漁港
ミジュンは基本的に漁港の湾内に溜まることが多いです。
どこの漁港でもミジュンが入ってくる可能性はあります。
ただ、漁港は船やロープがあるので引っ掛からないように注意しながら釣りをしましょう。
ミジュンが釣れる漁港については、以下の記事で紹介しています。
ミジュンの食べ方
刺し身
ミジュン刺し身で食べると、程よく油が乗っていてとても美味しい魚です。
イワシの仲間なので、青魚が好きな人は是非食べて欲しいです!
また、ミジュンは鮮度が落ちやすいので、刺し身にする場合は釣れた当日に食べることをおすすめします。
まさに釣り人の特権ですね!
小さい魚なので捌くのは大変ですが、是非チャレンジしてみてください。
ミジュンの捌き方、刺し身の取り方については以下の動画で解説されていました。(4:10~あたりから)
素揚げ・天ぷら・唐揚げ
刺し身を取るのが面倒という方は、ミジュンをそのまま素揚げか天ぷらまたは唐揚げにしてしまいましょう!
処理は鱗と内臓を取るだけで問題ないです。
ポイントは長めに揚げること。長めに揚げることで頭や骨なども気にならずに食べることができます!
味はもちろんとても美味しいので、生魚が苦手な方はミジュンを揚げて食べてみてはいかがでしょうか!
まとめ
今回は沖縄で釣れるイワシの仲間、ミジュンについて解説しました。
初心者の方でも比較的狙いやすく、場所やタイミングが合えば大量に釣ることができる魚です!
皆さんも美味しいミジュンを狙ってみてはいかがでしょうか。
本ブログでは以下のような記事も公開していますので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。