沖縄でエギングを始めてみたいけど、何を準備したらいいかわからない。。
どうやってイカを誘うの?
沖縄でイカが釣れるポイントを知りたい!
今回はエギングを始めてみたい初心者の方向けに沖縄でエギングを始める方法について解説します!
この記事を読めば以下のことがわかります。
- 沖縄で釣れるイカの種類
- エギングの仕掛け
- イカの誘い方
- 沖縄のイカ釣りポイント
を紹介していきます!
この記事を読めば、エギンガー(イカ釣り師)への第一歩を踏み出せるかと思います!
著者のごんちゃんは
- 沖縄で釣り歴20年
- 沖縄生まれ沖縄育ち
なので、私の経験も踏まえて紹介していきたいと思います!
それでは紹介していきます!
コンテンツ
沖縄で釣れるイカは?
沖縄の陸から釣れるイカは主に二種類で、
- シルイチャー(アオリイカ)
- クブシミ(コウイカ)
です。順番に紹介していきます。
シルイチャー(アオリイカ)
シルイチャーは陸から釣れるサイズは最大2キロ前後で、沖に出ると5キロを超える大物が釣れることもあります。
シルイチャーは1年中狙うことができますが、1キロ以上の大物が釣れる時期は11月〜2月頃といわれています。
漁港や海岸などで良く見られ、10匹ほどの群れを作ることもあります。
海藻に付いて泳いでいる事もあるので、初心者の方などはなかなか見つけることが難しいかもしれません。
シルイチャーは非常に美味で、刺し身や天ぷらなど何の料理で食べても絶品です。
そのため沖縄では非常に人気のターゲットとなっています!
クブシミ(コウイカ)
クブシミは大型になるイカで沖縄県記録はなんと12キロ超えです!
クブシミも年中狙うことができますが、釣れやすい時期は11月〜2月とされています。
クブシミは水深2〜3メートルの浅場にいることが多く、海底でじっとしていて動かない個体が多いです。
シルイチャーのように群れで行動することもないので、岩と見分けがつかず目視で見つけるには非常に難しいです。
クブシミもとても美味しいイカです。
墨の量が非常に多いイカなので、沖縄ではクブシミの墨を使ったイカ墨汁で食べられる事が多いです。
もちろん、天ぷらなどにしても美味しいですよ〜!
イカ釣りの仕掛け
イカ釣りはエギングと呼ばれ、エギという疑似餌を使ってイカを誘います。
エギの尻尾の部分にはカンナと呼ばれる無数の針がついていて、エギに抱きついてきたイカを針に掛けて釣ります。
それでは、エギングで使う道具を紹介していきます!
エギ
エギにはサイズがあり、号数で表示されます。
釣具屋に売られているエギは主に2.5~4.0号のサイズで、沖縄でよく使われるエギは3.0~4.0号のサイズです。
エギの価格は300~1,500円以上するものまでありますが、1000円以上するエギのほうが泳ぎも安定しておりイカも釣れやすいです。
イカを釣る確率を上げたい方はやや高めのエギを使うことをおすすめします!
竿とリール
エギングは専用の竿があり、エギングロッドと呼ばれます。
高価なもので30,000円以上する竿もありますが、5,000円前後でリール付きのロッドが売られている釣具屋もあります。
なので、初心者の方はそのようなセットでエギングを始めてみるといいと思います。
釣り竿の長さはフィートで表示されますが、初心者の方は8フィートぐらいが扱いやすいかと思います。
また、釣り竿は硬さでも分類されており、色々ありますが初心者の方は中間のML(ミディアムライト)がおすすめ!
リールは2000番~3000番のサイズがおすすめです。
リールに巻く糸の長さはPEライン0.6〜1号が100メートル以上巻けるリールが望ましいですが、メーカーによって異なるのでわからない方は釣具屋の店員に聞いてみましょう。
以下の記事では福袋で購入したエギングロッドとリールを紹介しているので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
ライン(釣り糸)
エギングで使うラインはPEラインがおすすめです。
PEラインはポリエチレンという繊維を編み込んで作られたラインで強度が強く、感度が良いためイカの当たりが分かりやすいなどのメリットがあります。
しかし、摩擦や衝撃に弱く、そのままエギをPEラインに結んで投げてしまうとラインが切れてしまいます。
そこで使用するのがリーダーです。
リーダーとは、エギとPEラインの間に入れるラインです。役割としては、エギを投げる時やイカが掛かったときに合わせ(フッキング)を入れる時に衝撃を吸収してくれます。
リーダーは主に2種類あり、
- ナイロン製
- フロロカーボン製
があります。
ナイロンリーダーのメリットは
- 伸縮性がありしなやか
- 安価
などが挙げられます。
しかし、デメリットとしては
- 根ズレ(岩にラインが当たる)に弱い
といった点があります。
フロロカーボンリーダーのメリットは
- 強度があり、根ズレに強い
- 糸が海中で見えづらい
などです。
デメリットは
- ナイロンリーダーに比べて高価
- 伸縮性がなく、糸グセがつくことがある
といった点になります。
どちらもメリット・デメリットはありますが、沖縄のエギングポイントは根があることが多いので著者はフロロカーボンをおすすめします。
初心者にとっては少し扱いづらいかもしれませんが、エギのロスト率を減らすことができます!
エギ:3.0〜4.0号
竿:エギングロッド(8フィート程度、硬さはML)
リール:2500〜3000番台
ライン:PEラインは0.6〜1号、リーダーは2〜3号
イカの誘い方は?
イカの誘い方はこのような順番になります
- エギをキャストする(投げる)。
- ラインを出した状態で、エギをボトム(海底)まで落とす。張っていたラインが緩んだらボトムについた合図。
- 出したラインが止まったら2,3回しゃくりを入れてラインを巻き取る。(竿を上下させて、水中でエギを跳ねさせるイメージ)
- しゃくりを入れたら再度ボトムまでエギを落とす。
- 以上の繰り返し
イカはエギが海底に向かって落ちている時(フォールといいます)にヒットすることが多いです。
ポイントはしっかりボトムまでエギを沈めること。
イカはボトムにいることが多いのでしっかりエギをボトムまで落としましょう。
初心者の方にはやや難しいかもしれませんが、ヒット率が上がるためチャレンジしてみましょう!
また、ボトムまでエギを沈めると海藻が針に付いてくることがあります。
海藻が針に付くとイカに警戒されてしまうため、イカが釣れなくなります。
その場合は頭の中でエギが沈んでいる時間をカウントすることをおすすめします。
例えば、エギを沈めて5秒で巻き取った時に海藻が針に付いている場合、次はエギを沈めて4秒で巻き取ってみるといったように、何秒沈めたら海藻が付いたかをカウントすると回避することができます!
エギはたくさんロストすると思います(笑)。
エギンガーなら誰もが通る道なので、エギを投げまくって経験を積んでいきましょう!
イカが釣れるポイント3選
①海中道路
海中道路は沖縄県うるま市にあるポイントで、有名なイカ釣りポイントです。
以下ストリートビューの方向に真っ直ぐ歩いていくと、海に突き出た護岸があるのでそこがポイントとなります。
水深は満潮時で2~3メートルと浅いので、干潮時は釣りができないので注意が必要です。
また、海底は砂地ですが海藻が生えているので、海藻に気を付けながらエギングをしましょう。
近隣には大きな駐車場やトイレなどもあり、「あやはし館」というお土産などが売っている施設もあるので、観光がてらエギングをするのもいいかもしれませんね~♪
②伊計島堤防
伊計島堤防は海中道路と同様うるま市にあるポイントです。
こちらもイカが釣れるポイントとして有名で、休日は釣り人で賑わっています。内海のポイントは砂地になっていて根がかりすることは少ないです。
外海のポイントは岩が点在しているので、根がかりに注意です。
また、外海のポイントはテトラポットになっているので、初心者の方は必ず靴を履き、足元に気を付けましょう。
駐車スペースもあり、近くに公衆トイレもあります。
ただ、道中の道が狭いので島の人や対向車の迷惑にならないよう心掛けましょう。
③宜野湾新漁港
宜野湾新漁港は沖縄県宜野湾市にある県内では比較的広い漁港です。
こちろのポイントは漁港内どこでもイカを狙うことができます。
水深は5メートル以上あるため、根掛かりの心配も少ないです。
しかし、船が多いので船やロープに仕掛けが絡まないように注意しながら釣りをしましょう。
一部釣り禁止の場所もあるので、確認しながら釣りをしましょう。
近くに食堂や市場もあるので、エギング帰りに寄ってみてはいかがでしょうか!
まとめ
イカがだったでしょうか?今回は沖縄でおすすめなイカ釣りの仕掛けやポイントを紹介しました。
エギングは手軽にできる魅力的な釣りなので、まだイカを釣ったことがないという方はエギングを始めてみませんか?
イカだけではなく魚釣りの仕掛けも知りたいという方は、以下の記事で紹介しているので時間がある方は是非覗いてみてください!
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。